古いことばで「ひつじ小屋のある丘」という意味を持つコッツウォルズ。
中世、羊毛で財を成した村々は鉄道網の発達からは取り残され、
それゆえにかつての町並みを残す低い丘陵地。(イングランドには殆ど山がありません)
ここで採れる石灰岩(ライムストーン)で建てられたはちみつ色の家々と田園の織り成す風景は、
ロンドンなどの都会の人にとっても理想の場所だそうです。

ちなみにコッツウォルズ種の羊は体は白っぽくて顔は黒。
ちょっと一度みたら忘れられないユーモラスな姿をしています。

チッピングカムデンの町はずれの茅葺きの家。
わたしたちの目からみても郷愁をさそうような・・そんな感じ。


茅葺きのふちどり。めちゃくちゃ凝ってます。


チッピングカムデンの古いマーケットホール。
今も時おり市場がひらかれるそうです。
昔は羊毛が売買されていたそうだけど今は野菜とか・・かな?


赤銅色の街路樹。


植生とだんだん一体化していきそうな予感。


この穴はなんなのかよく分かりませんでした・・。うーん?


鴨。滞在中鴨肉は・・えーと、食べませんでしたョ。


人の家なので入れませんが、くぐってみたい。




マーケットホールから見た街角。
あきらかに車の邪魔になりそうな遺物がそのまま残されているのがすごい。
都会のかなり大きい道路においても同様だというのもすごい。

果物もハムもこんな感じで売ってるので見ているだけで、おいしい。

・ぼやき
イギリスの食材はスーパーを見てもとてもいいと思うんだけど、
どうして料理はああなるんだろう・・・。


通りすがりの犬や人の一匹や二匹、こっそりあたまから食べてそう・・
なんとなくそんな感じ。むしゃっ。



ここにも魅惑の路地が。ストウon the Woldの裏通り(たぶん)



とにかく水がきれい。ちょうど子育て中の鴨たち。
 
バイブリー、the rack isleの遊歩道。自然木の柵や←
家の目隠しの竹垣(?)がとても良かった。
朽ちてはまた作る、そこに過去と未来とのつながりを感じます。
W.モリスが絶賛したというこの美しい村は、かなりの土地をナショナルトラストが管理してるそうです。

 
スワンホテルのエントランス。小さいホテルなんだけど凝ってて素敵。
この廊下の狭さも。普通のイギリスの家って狭いしね。
ちょっと家庭的な雰囲気のある、ゆきとどいたホテルって感じでした。
シーズンには一杯らしいんですが、いつか泊まってみたいデスネ・・♪



絨毯にもスワン・マーク。
うーん徹底してる。
ここでにわかパー子さんになる写真魔みゃー子。
お茶を戴いただけなのにすみません。



バーのカウンタ。かっわいい!英国って感じのきかせ色は椅子の背の緑。

小さなボックスにはこっそりインフォメーション。
景色にみとれてると気がつかない位のさりげなさがいいでデス。





C.R.マッキントッシュの中庭。





オフィシャルページ⇒ the cotswolds